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発達障害概念の持つエグい側面である。より重い、シンドい障害者から、お年寄りから、所謂「社会福祉資源」「福祉」を引き剥がしてでも、依存させてくれ、に繋がっていくのである。

発達障害概念の持つエグい側面である。より重い、シンドい障害者から、お年寄りから、所謂「社会福祉資源」「福祉」を引き剥がしてでも、依存させてくれ、に繋がっていくのである。
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自立ではなく、依存に基づく社会復帰路線とは、おそらく、とてつもない、
障害者間の、エラく為りりたい競争と健常者化競争を、惹起させそれは、トコトンまでの依存競争を招き、その依存度により社会復帰の程度が決ると云うコトに為ろう。コレまでは依存度が低く就労する方が社会復帰だと、考えられてきたのだが、ナントこの場合は、依存度が高ければ高いほど、才能が花開き、社会貢献も出来、したがって社会復帰度も高いと云う、実に実にナンダカ二重逆転化したような空恐ろしいことに為るであろう。
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実にコレまでの障害者運動が何十年も掛かって目指そうとしてきた『自立』と云うモノをドコまでも、陥れ、馬鹿にし、糞のように扱おう、と云う主旨なのである。ダカラ、医療系福祉系専門職達にとっては、まことに、有り難い喰いはぐれをないようにしてくれる、まことに、ケッコウな主旨なのである、この発達障害とは、、、、、ホントにね。
 
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そうかぁぁぁーーー自立独立自尊自衛自炊自レク自主自闘を目指すより依存を目指すのかぁぁぁぁーーシンドイことはやらなくてよい理論的支柱ができたわけや。依存したい発達障害者のみなさんも依存させたい「依存サセ屋」の医療系福祉系教育系従業員もアハウハアハウハバンバンざい、と云うトコロでんな。その依存競争の果てにあるモノとは、そも、障害当事者にとってナンなのであろうか、ちょっとばかり、考えれば、直ぐに、わかることである。専門職スタッフにとってもね。想像を絶する腐臭と腐敗が待っていることであろうよ。それは、当事者の自立ではなく、母親と、医師をはじめとする医療福祉サポートチームへの、徹底的な、依存を勧めるからです。拷問されながらの依存に、発達当事者は進んでいくのです、自らね。「依存する社会復帰競争」というか「社会復帰のための依存競争」といったものになっていくでしょう。見方を替えれば「拷問されながらの依存競争」というか「依存させながらの拷問競争」とでも、いうか、ヤレヤレ依存してナニが良いのだ。
 それは、精神障害者だけではない、「青い芝の会」の、あの綱領の精神をまるきり反故にし、知的障害のみなさんが営々と築いてきた「歴年齢に見合った発達程度があると言う仮説への徹底した反駁」と「発達保障論への反撃」といった文化を反故にし、ありとあらゆる、昔ながらのおもたい障害者のドロドロぐちゃぐちゃの真の底の底の底の生命の底からくるセーカツや苦しさを見えにくくすることに、ヨーロッパ風の綺麗ごとの引用とともに、最大限発揮されるであろう。腐れた外道の所業である。そして、それは、他の障害者のモンダイを見えにくくし、目くらましを掛けてシマう、日が当たらないようになっていくだろう。特におもたい知的障害者、おもたい精神障害者が忘れられていくだろう。また、営々と気づきあげてきた、他の障害者の文化を無しにしていくだろう。
 そもそも、母親の愛は、障害者となった我が息子や娘を限りなく、健常者に近づけつつ、も、しかも、なおかつ、徹底的に自立を阻むからです。徹底的に健常者化を煽ります。ジリツしなくったっていいんですよ。シミンになってもらいたいのですよ。大したものになってもらいたいのですよ。ひとしなみになつてもらいたいのですよ。それが、親、と云うものなんですよ。そして、より、より、健常者化を果たせた母親が、より果たせなかった母親に君臨することになるのです。そして、サポートチーム要求のための、減薬を勧めるための、断薬のための、制度政策提言路線にはまり込みます。発達障害の娘や息子たちは、そこに、とても居心地の良い自己実現のゆりかごを見つけるでしょう。より、より、健常者化を果たせた娘や息子が、より果たせなかった息子や娘の上に君臨することによって。そして、母も娘も息子も、スタッフ化、専門職化の道を歩むことになるでしょう。口演会も、公演会も、発達音頭も、大流行りにナルデショう。もう一度、「古い古い作業所路線」が、ハッタツと云う、さも、新しい上塗り化粧を施して繰り返されるダケですよ。



キーサン革命の鬼ことえばっち 江端一起
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