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【C】若い、自治会の必要性に疑問を感じているかもしれないスタッフのみなさんへ  みなさん、タイヘン厄介なことが始まります。皆さんにとっては、何でこんなことを支援するのが作業所の職員としての仕事

【C】若い、自治会の必要性に疑問を感じているかもしれないスタッフのみなさんへ
 みなさん、タイヘン厄介なことが始まります。皆さんにとっては、何でこんなことを支援するのが作業所の職員としての仕事なのかと思われることでしょう。 
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本音で行きましょう。皆さんの大学や専門学校で習ってきた医療系や福祉系の授業の中に、ピア何とかとか当事者主体とかオープンダイアローグとかSSTとかサルーテメンターレイタリア万歳とか綺麗ごとが並んでいたことと思います。しかし、本当に精神病者が作業所の通所者が自主的に自立した意見を積極的に個人ではなく自治会として主張し始めた時、みなさんは本当のトコロ、厄介なことだと思われるでしょう。さらに言えば、シゴトが余計に増える上に、一人一人の対応に時間がかかる、その上にスタッフとしてパッパッパと物事を決めていくことができなくなった時、自立した意見を言う患者さんが出てきたとき、ドウ対応するかであなた達精神医療や作業所スタッフと云う精神福祉従事者の質が問われるんですよ。これは、大学の社会福祉科や専門学校のキレイごとで習えることではないのです。みなさんは、みなさんが務めている作業所の通所者のなかま達とともに、勿論、病状の違いも多々あります。そして、作業所のスタッフのなかま達、これまた、精神病者への想い入れの違いや、福祉全般に対するスタンスの違いや、行政に対するスタンスの違い、倫理観の違い、など、多々あるはずです。その中で、通所者自治会と一緒にやっていく中で、これまで以上に、時間と手間暇がかかることをやっていくことになります。大変です。おそらく、必要性は分からない、自治会の必要性なるものが分からない、十分良心的に精一杯通所者の皆さんのためにやっているのだから、こんなことはいらない、と云う反感すら出てくることもあるだろうと、えばっちは想っています。
 
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と云うのも、実は、『良心的ウンドー的改革派的医療従事者や福祉従業員』たちが、自立的自発的に己が意見を言い始めた通所患者、入院患者、通院患者さんたちに向かって、『手のひらを返した』かのようにイジワルを始めるのを嫌と云うほど見てきたからです。イジワルなんてものじゃない、そんな事態をたくさんたくさん、想い知ってきたからなのです。
 では何故、必要なのか。何故、精神福祉の中でこの自治会が必要なのか。それは端的に言って、上記のようダカラこそなのです。『良心派改革派』の嘘と綺麗ごとを、『手のひら返し』を指摘し批判し、ホンマものにするためなのです。つまるところ、ソレは、我々通所者の側が精神病者の側が、自分たちのことを自分たちで決められなかったからです。入院も、自分たちでは決められない。親とクリニックの医者と作業所の良心的なスタッフの間で決められて、半分だまし討ちの様に入院させられてきたからです。徹頭徹尾騙し討ちの上で、保護室にぶち込まれ、電気ショックをかけられ、薬をぶち込まれてきたからです。どんなに嫌だと言っても、許されなかった。許してくれなかった。しんどいと言っても、無理やり就労に駆り立てられた。デイケアで、仲間内で仲良くなっていくことを、スタッフに止められた。どんなに友達が欲しくとも、デイケア内の管理のために、お互いに友人になってはならないと云う規則まで、ルール付けされてきたからです。終い口には、精神病でいいんですと言っているにもかかわらず、嫌だと言っているにもかかわらず、「お前はハッタツのアスペルや」と言われてきたからです。どんなに嫌だと言っても、どんなに違うと言っても、「精神分裂病」だと言われ続けてきたからです。食事会でせっかくだからこういうものが食べたいと想っても、メニューが1か月分ビッチリ決められていたのです。兎にも角にも、薬を飲むのにも、薬を減らすのにも、入院するにも、退院するにも、自分たちの意見が聞かれることはない。聞かれたとしても、実は、おざなりで、実際は医者と所長が、スタッフとPSWが、学校の先生とカウンセラーが、良いように言うて、決めてきたからです。
 
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だからせめて、自分たちがやっと納得している、ココが良いなーと思っている作業所でこそ、せめて、食事会のメニューやレクの行き先や自分自身の出勤時間や退勤時間を、自分たちで決めさせてください。せめて、ここでなら自分たちのことを、仲間同士の中で決めさせてください。さらにいえば、ピアなんてきれいごとではなくて、同じ病のなかま同志が、支え合って生きていくと云うことを、やらさしてください。その中で、老いも若きも重たい病者も少し軽めの病者も、「自尊自衛」「自主独立」「自存自営」「自問自答」「自炊会食」「自由自レク」「自陣自闘」「怨念執念爆発」「狂気炸裂」「自尊自衛」「仁義通信」をやらして下さい。そして、一度でいいから、「居直り居座り」「我意自意貫徹」を本当に出来るのだと云うことを、やらせてください。それがあまりに「我意自意」が酷過ぎた場合、それを止めるのは、作業所スタッフや医者や看護婦看護士ではなく、なかまたちが止めるのです。だから、自治会なのです。いっぺん自分らで決めさせてくれと云うことです。それが、あまりにひどかったら、「センセー」が止めさせるのではなく、なかまたちがなかまとして止めさせる、そんな自治をやらさせてくれ、と言っているのです。
 それが、あなたたち皆さんのやっている福祉のシゴトとやらの、正当性を担保してくれるのです。専門職能性や第三者機関や学会が担保するのではないのです。通所者自治会こそが、いいとこも悪いとこも含めて、あなたたちのやっていることの正当性を担保することになるでしょう。だからこそ、職能団体の協会や、職能団体の学会や、行政の第三者委員会や、適正化委員会が、あるいは、ついにはどっかの裁判所が、あなたたちの仕事ぶりをあげつらう時、そのあなたたちの最大の味方は、あなたたちの仕事ぶりの最大の監査役は、通所者患者自治会になるのです。だから、行政や第三者機関アタリが変なことを仕出かし仕掛けてきても、通所患者自治会があなたたちと一緒に闘ってくれるでしょう。
 しかも、あなたたちが良心的にやっていく中で、他団体や他の職能団体などの、例えばまるで儲け主義の起業家や企業家がやっているような作業所や貧困ビジネスのような作業所のようなところを、専門職能性の良心にかけて批判しなければならない時、その最大の味方も通所者患者自治会になるのです。もし、その批判が状況的にはスタッフとしては出来得ない時、その闘いの矢面に立てるのは、もしかすると、通所患者自治会なのです。しかも、繰り返しになりますが、自分たちの専門職能牲や支援の内容や仕事ぶり、さらには人権と云うものに対する真の意味での配慮の中身を担保してくれるのです。自分たちのやっていることの正当性を担保してくれるのです。自分たちの『支援』が『支援』の中味を本当にチェックできるのは、通所者の側なんですよ。でも、個人だと、言いにくいんですよ。だからなかまとともに言う、つまり、通所者自治会と云う『会』として言うのです。われわれは、自分たちのことを決められなかったのです。自主独立、本音の意見を言い始めたとき手のひら返しで酷い目にあってきたのです。だから、せめて、作業所での食事会やレクのことなどは決めたいのです。
自分たちで、入院も退院も、閉鎖も決められなかった。
行政との闘いに、スタッフだけで闘うものではない。
だから、一緒にやりませんか。
宜しくお願い致します。
精神病患者会前進友の会やすらぎの里作業所
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