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『後見人』とは、ナンなのだ キチガイとして 後見人ナル者に 反対する 後見人制度為るモノに ハンタイする

キチガイとして

後見人ナル者に

反対する

後見人制度為るモノに

ハンタイする

 

『後見人』とは、ナンなのだ

いったいナニ者なのだ

!!!!緊急事態!!!!

もさんが危篤になった

 

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もさんが、危篤となって、八月に、

い病院から総合病院の、み病院へ緊急搬送となりました。

この二週間というものタイヘンでした。

今、ありがたいことに、なんとか、一命を取りとめそうです。

もさんだけで、内科の総合病院に緊急搬送になるのは今度で五度目のことです。

 最初は二回続けて、で、何年前だったか、ほ病院へ原因不明の高熱で、搬送されました。ボクたちが、面会に行くと、二回とも、ご家族以外の方に病状は説明できないということでした。そして、二回とも二週間ほどの入院でしたが、毎日のように代わる代わる面会に行きました。病状説明の交渉しているうちに、い病院の主治医やPSWに連絡を取って、い病院では、準家族のようにみなして、説明している、と云うことを、ほ病院に話してもらって、ナントカしました。タイヘンでした。

 硬膜下血腫と、左半身の麻痺で、き病院に搬送された時は、やはり、ご家族の方以外に病状は説明できないとされ、看護や主治医と揉めるというか、交渉というかしているうちに、胃瘻造設まで行われてしまい、一体誰の責任で、胃瘻造設がなされたのか、全く説明されませんでした。後に、い病院の主治医に訊くものの、最後まで、どちらの病院の誰のどのようなオーダーだったのか明確にされませんでした。

 四度目は、なんと、SIADHになってしまい、意識不明の重体のまんま、お病院に緊急搬送されました。ここでも、同じような扱いをされましたが、毎日のように面会に行っているうちに、少しは病状を説明してもらえるようになり、これは、い病院のPSWの支援が大きかったです。つまり、い病院のPSWより、強く申し入れをしてもらい、その点は助かりました。しかしながら、お病院の主治医の病状説明には、うまくだまされたなぁー、と云う、想いが残りました。「ナトリウムが流れていく理由はいろいろありますからねぇーーー」と言われて、安定したとたん、い病院に戻されました。そして、今度の、五度目の、み病院なわけです。一時、危篤状態でした。

 

れさんは脳梗塞で、き病院に運ばれました。この時も、病状説明ができないと、揉めました。でも、この時は、医学生時代に、友の会に遊びに来ていた、く君が、ナントここの医長になっていて、く君がその揉めているところに入ってきてくれて、ナントカなりました。

 

なさんも、い病院で食事を喉に詰めて心肺停止で、ほ病院に緊急搬送されました。この時も、まるっきりの意識不明の危篤状態で、ICUに入っていました。もちろん、毎日のように面会に行くボクたちには、病状説明はできないということでした。しかし、さすがに、病棟の食堂で、食べ物を喉に詰めて心肺停止になっていたわけですから、それもあってい病院の主治医から、ほ病院の主治医に、強い申し入れがあり、やすらぎの里から一名、前進友の会から一名の、二人が、みんなを代表して詳細な病状説明を受け、終末期医療の相談も受けました。意識不明のまま、半年間頑張りはりましたが、結局亡くなられ、い病院の霊安室でお通夜もお葬式もやりました。い病院の共同墓への納骨も、ボク達が、やりました。このいきさつで一番よくおぼえているのは、意識のない、がりがりになっている、なさんへの、鼻チューブ栄養のカロリーを徹底的に下げようとする医者と、少しでもカロリーを上げようとする友の会との、交渉につぐ交渉が、あったことでした。ちょっと、酷かったなぁ、あのカロリーの減らし方は。この半年間は、ほ病院には、週三回は、みんなで、かわるがわる、行きました。

 

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ただ、今回の七度目になる、もさんのことについては、

今までとは、まったく質の違う、とてつもない、非常ナル憤りを感じました。

それはなにか、、、、

ここ、一年半ぐらい前から、

い病院がつけた『後見人』トイウモノガなんと、

「積極的延命措置を要しない」というスタンスを取り続け、

もさんを三十年近く宇治の、ら精神病院に入れ続けてきた、

そして面会にも、来たこともないような弟さんからの、

なんらかのペーパーを持ち出してきて、そう言うのです。

しかも、

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後見人『イワモト某』氏は、たった一本の電話で、

「法律的には友の会の方には権利はない」

「法律的にはそちらの話を聴く必要はない」

と言われた時には、怒りを通り越し、これはもはや

なんというか、

エバッチ的には「これは、もはや、人殺しである」と云う

事態に立ち至りました。

今までも、ここ、十年の間、緊急搬送は六回もあったのですが、

とにもかくにも、なかまが、い病院から内科の総合病院に緊急搬送されるたび毎に、駆けつけて、面会し続ける我々に、「家族以外の方に病状説明はできない」という事態を、その都度、乗り越えてきました。

つまり、友の会やすらぎの里のベッドに横たわっている重態のなかまを、なかまが、面会し続け、そしてそのなかまとのセーカツを 説明し続けていると、向こう側も、それなりに理解を示し、説明をしてくれるようになってきていました。そこは、危篤のなかまのまえで、ニンゲンの心情だったわけです。

そうやって、六回は、乗り越えてきたのです。

が、しかし、今回は

『後見人』なるものの

心のまったく通わない、人間味のかけらもない、

「そちらには、法的権利がない」

「法的に必要性を感じない」

と云う、一本の電話で、終わってしまいました。

本人は、一時危篤でしたから、今も、好転しつつあるものの、

予断はゆるさない、そういう状況です。

そこに、『後見人』から、

総合病院の主治医への「積極的延命措置を要しない」

「本人の医療状況の説明は私が受ける」と、

面会にも来ないまま、電話一本で、やったようで、

タイヘンな事態となりました。

ただ、一度も面会に来ない『後見人』よりも、この二週間毎日面会に行き続けている友の会やすらぎの里の方に、主治医が、親近感を持ってくれたようで、ギリギリの法の範囲内で、我々に、刻々と、報せてくれ、最終的には、もしも、の場合、電話連絡は、こちらの方にするので、その時は、30分以内に駆けつけて欲しい、と云う、申し合せになりました。

ありがたいことです。

だから、この間、所長役のなかまと、えばっちの携帯電話は、

二十四時間体制の延命措置の連絡電話になっていて、タイヘンデシタ。

 

ほかのなかまも、イロイロな意味で、シンパイしており、そして、たくさんのなかまに、もう既に『後見人』がついていることも、分かってきました。

そもそも、我々キーサン患者会のキーサンは、ほとんどが、家族から、精神病院に捨てられてきたのです。縁が切れているのです。家族は、我々キーサン

を厄介者として精神病院に強制的に入れてきたのです。

家族は、我々を精神病院に無理やり閉じ込めてきた『敵』だったのです。

だから、この『後見人』と云う、制度が前提としている、家族が良いのだ、

ナントカ遠縁でも探してきて・・・と云う在り方とは、まったくチガウのです。

今、岩蔵と、今度の、もさん のことだけではなく、

友の会の入院中のなかまについている、『後見人』と

我々、患者会と云う、ずっとセーカツを続けてきた、

家族に捨てられたなかまとともに生きてきた我々と、

これほどまでに強い法的権限を持つ『後見人』とを

い病院で、合って話をする機会を、設けてくれと、言っているトコロです。

い病院のワーカーも、さすがに、ビックリしている様子でした。

医療や、福祉の現場にいるニンゲンの常識を超える『後見人』ナルモノの

腰を抜かす、「人間味のかけらもない、冷たすぎる対応」でした

 

もさんが、うまく、好転していったとき、このモンダイは、より深刻さをもたらすでしょう。い病院に入院中の高齢のたくさんのなかま、に、ついている『後見人』達と合えるかどうかも重要なモンダイになるでしょう。

 

そういえば我々に最も関係する法律「精神保健福祉法」では、医療保護入院という強制入院がありますが、それは今まで親か兄弟の意志で入院させられてきたのです。ところが今回の改悪でそれが、親戚一同に拡大されてしまいました。

でも、それと同時に、後見人と保佐人が医療保護入院をさせることができる実権者になったのです。

つまり、後見人なるものは、金を管理し、遠縁を探し出してきて、終末期医療に介入し、強制的に医療保護入院をさせることが、法律上できるわけです。

オソロシイことになりました。

オソロシクてたまりません。

 

この制度、あんまり、反対ウンドーは盛り上がりませんでした。



実際のセーカツをやり続けていると

反対ウンドーどうのこうのよりも、実際のセーカツの場に、

観察法も、後見人も、自立支援法も、生活保護改悪も、精神保健福祉法も、

牙をむいて襲い掛かってくるのです。

運動ということではなく、セーカツをし続けていると、

ナカマの一人一人に関わってくる実際のセーカツ上の生きるために対して、どうしようもなく我々の前に、壁となって表れてくるのです。

だから、病者集団や全精連やハッタツNPOの当事者活動家なるものに、エバッチはすごく違和感どころか反感を感じるのです。セーカツ感なしになんたら委員ダノどうたら講師でやるのはいいけれども、その反対運動をしている法律や制度で、実際の暮らしているナカマのひとりひが、どうやられたので、どうそれにナカマとしてセーカツとして乗り越えようとしたのかが、まったく出てこない。

ナカマとともに、患者会のように、セーカツしていないからです。

だから結局、本当に一人一人の誰かがそうなったときは、弁護士だの行政だの病院だのにお任せで、ジブン達は、ナニもせずに、ドウタラ委員会やナンタラ審議会、それに、コッタラ講演会の方に、ご参加あそばされるわけなのです。

こういうのを、当事者性看板型翼賛病者運動ボスと云うのです。

だから、

リクツとしては、正しいような笠リロン、「セカンド減薬発達断薬療法」も、

実際の友の会みんなの部屋のセーカツの中で、

うまく、減薬がすすまないことが、まず、アルのです。

或いは減薬途上で具合が悪くなって病状を持ち崩すのを、

ジッサイにナカマの事として、感じているわけです。

ソコからしか、我々は、出発できないのです。あたりまえです。





今後の、友の会と後見人たち、の、関係に、ご注目を、よろしくお願いいたします。

 

もさんは、九月九日、救急病棟から、一般病棟に移りました。

そして、十月二十二日、岩蔵病院に、戻りました。

ほっと、一息です。



2014/8/30起稿したるもの  精神病患者会前進友の会やすらぎの里作業所

 キーサン革命の鬼 えばっち  江端一起

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