なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から
派遣と正規雇用の労働者と、ホワイトカラーの差が激しすぎて、本当にびっくりした。見た目でスグわかってしまうのです。なんといっても、派遣はねずみ色の作業着、マツショルのホンチャン労働者はブルーの作業着、そして、管理職は、白のカッターシャツにネクタイなのであった。自動販売機工場とエアコン組立工場で随分雰囲気がチガッタなぁー。昼休みが壮観であった。ラインが止まった巨大工場から一斉に労働者が吐き出されて、食堂に大移動を開始するのである。
なんといっても、ラインだから、便所にも行けん。あの大型の自販機をラインで組み立てるんだから、動いているラインをまたいだり、乗ったりしての作業、危険だった。アスベスト作業まであったんだ。エアードライバーの騒音は凄まじかった。
ラインのどの工程に配置されるかで、運命が毎日変わる。なんといっても派遣なので、ホンチャン労働者の休みの穴埋めに使われるから、毎日、担当する場所が変わる。だから、派遣の事務所から八時ぎりぎりにタイヘンな電話やらナンヤラの騒動の後、持ち場が決って、現場の工場の担当の工程のトコロまで、走って行った。
それと、アスベスト作業は、本チャン労働者ではなく、我々派遣の担当でした。そう、それに、必ず同じ人がずっとやらないで、二回か三回で、必ず交代していたような気がします。眼鏡とマスクは、支給されましたが、とにかく、一日シゴトすると肌が、チクチクするんです。ちょっと、これ、ヤバイかも、と想いました。アスベストだとハッキリ言われたわけではなかったですが、アレが、そうなんだと、想いましたよ。だって、眼鏡とマスクが、支給されていた唯一の工程でしたからね。えばっちも、二回か三回入りました。嫌だったです。
そうだ、エアードライバーを使う工程では、耳栓が支給されていたなぁ。一人一個、失くしたら、自前で買って来なくちゃならなかった。でも、結局は、しなかったんですよ。前の工程やら後ろの工程の人たちと叫びながらの連絡も、アリマシタからね。
ココでも、昼食時間中の便所グスリをやっていたわけです。
精神病患者会前進友の会やすらぎの里作業所
あくまでキーサン革命の鬼えばっち 江端一起
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