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なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から ⑫マツショルの自動販売機組立工場の派遣労働者

なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から

⑫マツショルの自動販売機組立工場の派遣労働者

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 派遣と正規雇用の労働者と、ホワイトカラーの差が激しすぎて、本当にびっくりした。見た目でスグわかってしまうのです。なんといっても、派遣はねずみ色の作業着、マツショルのホンチャン労働者はブルーの作業着、そして、管理職は、白のカッターシャツにネクタイなのであった。
自動販売機工場とエアコン組立工場で随分雰囲気がチガッタなぁー。昼休みが壮観であった。ラインが止まった巨大工場から一斉に労働者が吐き出されて、食堂に大移動を開始するのである。

 なんといっても、ラインだから、便所にも行けん。あの大型の自販機をラインで組み立てるんだから、動いているラインをまたいだり、乗ったりしての作業、危険だった。アスベスト作業まであったんだ。エアードライバーの騒音は凄まじかった。

ラインのどの工程に配置されるかで、運命が毎日変わる。なんといっても派遣なので、ホンチャン労働者の休みの穴埋めに使われるから、毎日、担当する場所が変わる。だから、派遣の事務所から八時ぎりぎりにタイヘンな電話やらナンヤラの騒動の後、持ち場が決って、現場の工場の担当の工程のトコロまで、走って行った。

 

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それと、アスベスト作業は、本チャン労働者ではなく、我々派遣の担当でした。そう、それに、必ず同じ人がずっとやらないで、二回か三回で、必ず交代していたような気がします。眼鏡とマスクは、支給されましたが、とにかく、一日シゴトすると肌が、チクチクするんです。ちょっと、これ、ヤバイかも、と想いました。アスベストだとハッキリ言われたわけではなかったですが、アレが、そうなんだと、想いましたよ。だって、眼鏡とマスクが、支給されていた唯一の工程でしたからね。えばっちも、二回か三回入りました。嫌だったです。

 そうだ、エアードライバーを使う工程では、耳栓が支給されていたなぁ。一人一個、失くしたら、自前で買って来なくちゃならなかった。でも、結局は、しなかったんですよ。前の工程やら後ろの工程の人たちと叫びながらの連絡も、アリマシタからね。

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ココでも、昼食時間中の便所グスリをやっていたわけです。

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なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から ⑪某建設会社のアルバイトという名目の実は、 立ちんぼで発掘現場

なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から

⑪某建設会社のアルバイトという名目の実は、

立ちんぼで発掘現場

 

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ここで、〝えばっち〟こと江端一起が、ジッサイにやってきた仕事、労働、、特に発狂後にした、就労や労働と称するものから、「働かない権利」「反社会復帰」を、叫ぶんでみたい。ほんまタイヘンやったんやから。反社会復帰ナンデスよ。リクツじゃないんですよ。

社会に対して、精神病患者が復帰したいような社会なのかどうなのかを、まずは突きつけるのです。それが先です。それが先じゃないのか。

⑪某建設会社のアルバイトという名目の実は、

立ちんぼで発掘現場

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 ユンボーやらブルトーザーやらが置いてあるトコで、朝まだ暗いうちから、ドラム缶に廃材を突っ込んで、ボウボウ火を焚いて暖を取って、立って待っているんですよ。すると、手配師のおっちゃんらが、近づいてきて、ぼくには、「あんちゃん、まだ若そうやし、工事現場やのうて発掘現場にまわしたろ」と言われて、発掘現場の飯場へ連れていかれた。

飯場のおっさんらの喧嘩が大変。それと、ツルハシの担当が大変。ヤサしい刷毛ばっか持ってたら、おっちゃんらに睨まれるから、自主的にツルハシやら剣ズコやらを取りにいかないとアカン……」若いのは。

 飯場は二階建てのプレハブで、一階が現場の作業員(労務者)、二階は先生達だった。ほんとに、上下に別れていた。考古学のセンセイやら遺物やらは二階で、下に、15、6人ほどの労務者である。労働者とは言わない、労務者でアッタ。

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 ここのおっちゃんらに、ドヤ生活というものを実地で教えてもらった。というか、見せてもらったというか。仕事終わって帰ってきたら、あの小さな窓口に向かって一列に並ぶのである。黙々と並ぶのである。あの窓口のおばちゃんは無愛想なのであった。

みんな会社に借金をこしらえていたので、窓口でも貰えるお金なんて、こずかい程度でしたよ。1500円から3000円くらいの間かな。一万円から7500円位のシゴトしていて、なんでソレだけしかもらえないかと言うと、ソコが立ちんぼのドヤ生活の恐ろしさと言うか、仕組みなんですよ、どう、説明したらよいのかな。誰か、うまいことこのドヤという、ほんまもんの直接的な詐欺的搾取の仕組み、簡単に、説明してくれませんかね。

 とにかく雨が降って仕事が休みでも、ドヤ代は取られるのですから……。あの当時で、三畳ぐらいのドヤで、風呂に入って、夕食朝食代、飯場での弁当代なんかは、入っていたか、別料金だったか、それに、電気代やクーラー代なども別にとられていたのかな。併せて毎日三千円から四千円くらいじゃなかったやろか。そうすると、お盆やお正月、怪我や病気や雨なんかで仕事が出来なかったとしても、毎日の三千円から四千円位のドヤ代はかかるわけだから、それで、会社に借金が出来ていく、というコトになってしまう。おっちゃんらが、一日八千円、九千円、一万円の仕事をしてきても、窓口では二千円ぐらいしか渡してもらえない仕組みが、分かりますかね。

でも、これでも、まだマシな方みたいだったんですよ。おっちゃんらから、アソコは酷かったという話を聞いていたけれど、それはそれは、本当に、タコ部屋というか、奴隷小屋の見張りがやくざで、逃げ出そうとしたヤロウが、殺されたんじゃなかろうか、というハナシだったんですから。そういったトコロを脱走してきた、というようななオッチャンらのようでした。

そういったわけで、飯場での喧嘩は、タイヘンでした。二階の考古学センセイ達は、モチロン我関せずでしたね。この上下というか、二階と一階の関係といううかも、ナカナカにオモシロイものがありました。本当に中卒のオッチャンらと、大学出のセンセイ様たちは、階級と云うか階層というか、文化というか、本当にチガッてた。ジッサイに一階と二階のチガイというわけだった。巨大ライン工場でも感じたことだが、世の中は、本当に労務者階層とホワイトカラー階層は別物だ、というコトが、実感できました。

 

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飯場の便所で、便所グスリを決めてました。プレハブの酷い便所だった。

 

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なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から ⑩森林組合の現場労務者

なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から

森林組合の現場労務

 ホントタイヘン。夏草の一番刈、二番刈、雪おこし用の縄のボッカ、枝打ち、除伐、間伐、危ない作業だった。

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カンカン照りの中、ヘルメット被って、刈払機での夏草刈りというのは、本当に過酷だった。刈払機のエンジン熱をもって、熱いなんてものじゃナカッタ。ガソリン入れるときにしくじって、一台爆発させてシマッタ。危ないんだよね、機械止めないで、ガソリン入れちゃうから。ちょっとした小さな爆発でした。怪我しなかったのが幸いだった。

 枝打ちは、あの高さまで、地下足袋装着の爪とベルトのロープで登っていく、小型チェーンソーをたすき掛けして登っていく……怖い仕事だった。刈払機と、チェーンソーの事故も、何回か見たが、壮絶だった。林業での事故は、凄まじいモノです。チェーンソーで手を切った場面を見たけれど、アレは、酷かった。血だけじゃなく肉片も飛び散って、ソコラじゅう血だらけになった。刈払機では、あの事故は、本当にもうちょっとで、腕が切断されていただろうと想う。鉈の事故もあった。鉈で斬ると、ソレは切るといより、ドンときてパックリと皮膚が割れて、血が噴き出すという感じで、それも、恐ろしい怪我に繋がっていました。

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 おっちゃんらの鉈の研ぎ方も凄いもので、鉈を研ぐのに、二時間も三時間もかけて、研いでいましたね。切れモノを使う人は、研ぎ方も、凄いです。教えてもらったけれど、ボクは、なかなか上手く研げなかったなぁ。

 そう、それで、ここのオッサンらの喧嘩は、鉈が出た。しかも、仕事が終わったら、帰りの車の中で、一升瓶が積んであって、それラッパ飲みしながら喧嘩が始まった、スズメバチマムシは、日常茶飯事、クマにも出会ったことがある。

 奥越地帯でのこの仕事、季節労働、ということです。豪雪地帯ですから、ツマリ冬場は失業するということなんです。大体、四月から十一月までの労働ですから。季節労働というのもタイヘンですよ。冬場はシゴトが無くなっちゃうんだから、本当に。

 そうそう、ムカシは、親方の名前で、小林組とか大林組といった単位でシゴトをしていたのですが、ココも近代化の波に洗われたのか、「組」という名称ではなく「労務班」という名目になったようでした。、親方のことは、班長と呼び、小林班とか大林班とかいう呼び名にせよとなって、スグのようだったようで、親方たちが、ブゥブゥ言うてました。結局おっちゃんらは「組」と、呼び続けていました。ボクたちも、親方だの組だのと、言うてましたタ。

 

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クスリは、離れてシゴトしているもんで、谷間に入った時や、目立たない場所で刈払機を振っているときに、急いで飲み下していた。水筒は、いつも腰にぶら下げていたから、ヨカッタ。

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なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から ⑨プラスチック工場

なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から

⑨プラスチック工場

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 埃と騒音と熱がタイヘンで、単純作業の繰り返しで、リサイクル産業の実際は、すさまじい労働だと、知った。

 ペットボトルを細かく砕いたモノが、セメント袋のようなものに一杯詰まっているのが、山のように積み上げられている。それを一つずつ肩にかついで運んで行って、袋の口を開けて、床に開いた口から、下の階のプールのようなところに、落とし込んでいくのである。ただ、それだけを、延々と、毎日毎日、続けるのである。プールから先は、自動化されているようだった。だから、この工程も、自動化されたら、この仕事は、無くなるのは、目に見えていた。

そういう仕事もアルというコトだ。本当に埃と騒音と熱は、酷かった。

 

クスリは、仕事の合間に、あの埃っぽい中大急ぎで飲み下していた。便所グスリもやった。

 

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なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から ⑧コンムッドのコンポステレオ組立工場

なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から

⑧コンムッドのコンポステレオ組立工場

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ラインの流れが速すぎて、ついて行くのが、やっとだった、このライン工場は、残業もあって、とにかくタイヘンだった。作業にやっと慣れたと想ったら、ラインの速度を上げるンだよね。

 ラインの真ん中に天井から電光掲示板が下がってて、完成台数が、刻々と出るもんで、気が気ではなかった。目標台数が上の段に出ていて、その下に完成台数が出る。アレは、オソロシイもんだね。

昼休みに見上げて、あらあら半分近くに達していなかったら、こりゃマズイなと、想ってしまうんだよね。やっと慣れてきて、完成台数を毎日クリアーしているとホッとするんだが、いつしか目標台数の方が増やされていて、ラインの速度が上がっている、というわけなんだ。しかも、朝八時に、ラインマネージャーがスタートボタンを押したら最後、そのラインにこき使われる、という、まさにラインの一工程の一部品のようなシゴトでした。一度は、経験すべきシゴトですよ。ラインの組立工場というのは。

 残業の時は、残業時の目標台数が出るので、必死にシゴトしたよ、ほんと。確か、残業の時は、菓子パンが一個ずつ配給されたな。そして、残業の時の目標台数が、新たに天井に光り輝くのダッタ。目標台数に到達しないと残業は終わらない、というわけだった。

 何度か、下痢気味の時があって、その時は、おうじょうした。機械に合わせて仕事するとは、どういうことか、オモイシッタ。ラインの製造工場には、一度行ってみるものだと想う。

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 クスリは休憩時間中の便所で、飲んでいた。「便所グスリ」である。確かこんなキーサン用語無かったかな……?隠れて便所で精神のクスリ飲むことの隠語ミタイに「便所グスリ」なんて言ってなかったっけか、忘れちゃったな……。

 

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なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から      ⑦とあるお寺の寺男

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⑦とあるお寺の寺男

 

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 昼食付一日行って三千円、でも、和尚さんも坊守さんも、おんなじテーブルで、おんなじものを食べさせてくれた。庭掃除、枝打ち、お寺のイベントの手伝い、穴掘り、溝掃除、なんでもやった。

病院の外勤作業の一環だった。

 通リハとか外勤作業とか、働かせるための、福祉的医療的モロモロをこしらえるのはいいけれど、ジッサイそういうので働いてみると、これは、体のいい、障害者を低賃金労働させて、ヒトの嫌がることをさせようというコトなんですがね。実は、そう、寺男と云うのは「世間様が避けたがる」といったものに深く拘わるような側面があるのです。だから、和尚さんと寺男で、セットという、シーンが、有るような無いような……。意味わかりますかね?

 まぁ、でも、ここの和尚さんたちとしては、お寺という場で、精神病患者さんの社会復帰に役立つのなら……、という気持ちが強かったと想う。そこは、想いに邪さが無いだけ、マシダツタとは想うが。だからたまに、本堂で座禅を組ませてくれたこともあった。実務としては、なかなかに、寺男というのはタイヘンなナンデモ屋で。タイヘンでしたよ。穴掘り系がキツかったかな。それと、竹林の管理がね。お寺のイベントというか、その準備作業というのは、本当にイロイロあるので、ケッコウ忙しかった。しかも、和尚さんは単発で仕事を言いつけるものだから、今やっていることがお寺のイベント準備なのか、土建的なものなのか、庭師的なものなのか、よくわからないままやっていたので、後から考えれば、ずいぶんとチグハグなシゴトぶりだっかもしれないなぁー。

 

入院中の外勤作業だったんですから、クスリを隠れて飲む必要はなかったはずなのに、庭での作業中に飲んでいましたね。

 

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なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から ⑥とあるチェーン店パン屋の下働き

なぜ「働かない権利」なのか-地を這う病者のアルバイト・仕事歴から

 

⑥とあるチェーン店パン屋の下働き

 

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職人さんたちに怒鳴られないように、シャカシャカと道具を洗っていかなければならなかった。手元に洗い上がりのバットやボウルなどがないと、職人さんたちは、すぐ機嫌がワルクなって、怒鳴られた。でも、焼損ないのパンを持って帰れたのは助かった、何か月やったのかな。あの白色のゴムの長靴をはいて、洗い場の前で、ひたすら、洗い続けた。洗っても洗っても、洗い物が減らないんですよ。参ったなぁー。でも、あの一斤丸ごと持って帰れる焼損ないのパンが、今まで食べたパンの中で、イチバン美味いパンだった、今から想えば……。それで、何か月か生きられたんですから……。

 

そろそろクスリを飲み始めていたころのはずなのだが、余り記憶がない。なんでだろう。でもまぁ、さぁ、いよいよ隠れてクスリを飲みながらのシゴト開始である。

 

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